柴犬の子犬がやってきた

ライむぎ

また犬を飼おうと決めたわけ

子供の頃から家には犬がいて、犬は外で番犬をするものだと思い込んでいました。
子供心に、番犬だから夜はずっと起きていて警備をしているから、昼間ずっと寝ているんだ~と思っていて、大人になって飼った室内犬が夜も寝ている姿に
「家の中だから番犬する気ないんだな・・・」
なんて、今思えば犬の事を何も知らない飼い主だったと反省する事も多々あり。

その先住犬(ミニチュアダックス)が15歳で亡くなった時「もう犬は飼わない」と決め、金魚やメダカに癒される日々を過ごしました。
5年が過ぎた頃、ペットロスの悲しみも時間が薬となり、癒えてきたのでしょう、「よし、また犬を飼おう」と思いました。
先住犬は、息子達の成長を見守り、母子家庭で留守番の多かった息子達の子守りもしてくれていました。
後々聞くエピソードでは、私なんかより、よっぽど息子達の方が犬の面倒を見ていたんだと痛感。
今思うことは、犬たちは、いつも優しかった。。。
今度は子育ての手も離れた私が、しっかりと飼い主をしよう!と決意して、また犬を飼う事に決めました。

そんな時、「柴飼わんかね?」という話がありました。
弟の知り合いで、他の子犬は行先が決まったけど、メスが1頭残っているとの事。
なんというタイミング!
早速譲って頂く事にしました。

困り顔の子犬が来た日

弟夫婦と母が、うちまで子犬を届けてくれました。
やってきた柴犬の女の子は、、、

小さくて、とても困った顔をしていました。
生後3ヶ月
名前は、この子が来る前の晩に息子が、犬と遊びながら「むぎ~」と呼んでいる夢を見たからという理由で「むぎ」
小さなモフモフは、この困り顔のおかげで、怒られる事なく成長する事になります。
「あんなに困った顔でうちに来たから、怒れないのよ」

ぬいぐるみと一緒に、ブチューッとしたお顔で、初日終了。
翌朝、ドアの前2ヶ所に、茶色い罠がしかけてありました。
何も気にせず歩いていたら、両方の罠に引っ掛かる所でした。
「やはり、ケージは必要だね」という事で、2日目にケージを買いに行きました。

きんぎょ先輩

2日目
犬の事を知っている様で知らない私がメインでお世話をする事への不安と、予防注射もまだな事もあり、早速動物病院へ連れて行くことに。
「何か心配な事ありますか?」と先生に聞かれ
「まだ一度もなかないんです」と答えたほど、吠えない子です。
美味しいおやつをもらいながら注射をされて、その間もひたすら食べていたのに、食べ終わった途端
「キャンキャンキャンキャン!」と絶叫
先生に「ほらないた」と笑われてしまう有様w

家に帰ってから、あれ?どこ行った?と思い探すと、、、

きんぎょ先輩の下に隠れて、「なにしてくれてんの‼」の言わんばかりにご立腹!
「あなたの為なのよ」なんて、絶対に認めてくれないお顔です。
いつまでも出てこないので、「もう出ておいで!」と引っ張り出した始末。
小さくてもさすが柴、頑固です!

セラピードッグにはなれないよ

そんな調子で迎えた柴犬の子。
かわいい仕草に癒され家族が笑顔になる♪
犬をなでる事で幸せホルモン「オキシトシン」が分泌されるそうです。神経伝達物質としての作用があるオキシトシン。気持ちが満たされる感覚です。
そして、まだ子犬の匂いがします。

すぐその気になる私は、この癒し犬は世の中の悩める人の役に立つのでは?とか思い、「セラピードッグに育てようと思う!」と宣言したところ
「柴はセラピードッグになれないよ」と長男から衝撃の一言!
そこから、柴犬について勉強する事になります。
今はいい時代です、ネットでなんでも調べる事ができます。
犬を飼おうと思った時に、飼わない?と言われたのが、たまたま柴犬だったので、柴の知識もなく、調べれば調べるほど不安要素がいっぱい。
でも、ここで止めるわけには行きません。
日頃お世話をする私が、しっかりこの子と向き合って、りっぱな柴犬に育てよう!と決意を新たに、奮闘の日々がスタートしました。

おまけ

初日、生後何か月の子が来るのかも分からず迎えた為、首輪等の準備もしていなかったけど、あまりに困った顔をしているので、「少し庭に出してみる?」という事で、母に荷造り用のビニール紐でハーネス結びをされました。
「リードを買いに行こう!」「庭を綺麗にしよう!」と思った瞬間でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました